聖書箇所「マタイ6章19節~24節
説教題「天に宝を積むライフスタイル」
説教者 吉永功一牧師
聖書のエキス
アメリカンジョークを一つ紹介します。 ある男の人が、天国の門までやって来ました。門番の天使がいたので天国に入る確認をした後、聞きました。聖書にはイエス様が居場所を備えて下さるってありますよ。私の家ってありますか。聞かれた天使は名簿を調べて言いました。「はい、用意されています。案内の者について行ってください。」案内役の天使がやって来て男は天国の大通りを進んでゆきました。そこには素晴らしく光輝く豪邸がそびえ建っていました。男はそれを眺めて感動して自分の家はどんなだろうとうっとりとしました。天使は案内をして天国の中でもより光り輝く建物のところにやって来ました。「ああ、こんな素晴らしい所なんだ」と歓声をあげました。ところが天使はその建物にはいかず直ぐ横の小道に入ってゆきました。そこにはとても小さく地上で考えてもさほど立派でない家がありました。天使は云いました「着きました。あなたの家です」男は非常に落胆して天使に聞きました。天使は少し気の毒そうに言いました。天国の建物はあなたが地上にいたころ天に宝を積んだ材料で作るのです。
★★今週のこぼれ話★★ 蛇とカエル
『蛇に睨まれたカエル』と云うことわざがあります。怖い蛇のようなものに睨まれて弱いカエルは恐怖のあまり動けない様子を言ったものですが、どうもこれはこれを観察した人間の感情移入したところが多いようです。そもそもカエルは蛇に恐怖して委縮するのかと云うこともあります。ある研究チームが、このことを調べたそうです。そうするとカエルが蛇に遭遇しすぐに逃げ出した場合カエルが蛇につかまる確率が高いそうなのです。カエルがじっと動かず、蛇がカエルに嚙みつこうとした瞬間飛び跳ねて逃げるほうが明らかに逃げられる確率が上がるそうなのです。ですからカエルの行動は、実に効率的だったのです。
『もし遅くなっても、それを待て。必ず来る。遅れることはない。』 ハバクク2章3節
慌てたり、心配したりしてせっかちに動かないで、主の導きを確信した後『威風堂々と』歩みたいものですね。